腰痛のさまざまな原因

人間は二本の足で立って歩く生き物です。
この二足歩行を実現するために、人間の体はそれに適した仕組みになっています。
しかし、この二本足で立っている状態、または歩いているときの姿勢を維持するためには、腰に大きな負担をかけなくてはなりません。
通常、脊椎はアルファベットのSのように軽くカーブしており、このカーブがあることによって直立したり、二本足で歩いたりすることができるのです。
さまざまな運動機能を支えているのも、この脊椎のカーブです。
しかし、このカーブが何らかの原因で歪んでしまうこともあります。
そうすると、いわゆる腰痛が起こるのです。
特に激しい運動をしない人でも、腰痛に悩まされている人は少なくありません。
毎日普通の生活を送るだけでも脊椎には大きな負荷がかかっていますので、年齢を重ねるにつれて脊椎に歪みが生じてしまうことも多いのです。
例えば、腰痛に悩まされている人の中には、脊椎のカーブが反りすぎてしまい、前湾カーブと呼ばれる脊椎の障害が出るケースがあります。
また、脊椎のカーブがなくなってしまい、脊椎がまっすぐな状態になった場合にも、腰痛を感じることがあります。
他にも、脊椎が左右に歪んでしまうケースもあります。
こういった脊椎の歪みによって生じる腰痛は、特に激しい運動をしていなくても、普段の生活で起こります。
例えば、いつも姿勢が悪い人などは、脊椎の歪みが生じやすいと言われています。
また、椅子に座ったときに、つい足を組んでしまう人は多いと思います。
足を組んでいないと、椅子に座っていられないという人もいるでしょう。
この場合、既に脊椎に歪みが生じている可能性があります。
また、足を組んで座るといった悪い姿勢がクセになっているために、脊椎に歪みが出てしまうケースもあります。
また、脊椎のカーブを維持するためには、脊椎を周囲から支えている筋肉の存在が重要です。
筋力不足で、腹筋や背筋が十分でない場合には、脊椎に必要以上の負荷がかかってしまい、脊椎が歪んでしまうこともあります。
こういった色々な原因から生じる脊椎の痛みが、腰痛の大きな原因となっているのです。
まずは、自分の抱えている腰痛の原因を知り、もし日常生活の中にその原因があるのなら、生活を改善していくことが腰痛予防の第一歩となります。
ただ、中には内臓の病気などが原因となって、病気の症状の一つとして腰痛が起こるケースもあります。
こういった場合には早期の治療が何よりも重要ですので、できるだけ早く医療機関で診てもらうようにしましょう。
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